岩崎邸

§囲炉裏
再生する前は畳の部屋だったのですが、建物ができた当初は囲炉裏の間であったので、囲炉裏を再生し床も板張りに再生しました。特に注意して工夫したのが床の板です。できるだけ梁や柱等の色に合わせた為、他の部屋の畳の下に敷いてあった古材床を清掃して敷き直しました。また囲炉裏は普段使い易い様に高さには特に注意しました。テレビ等はあまり雰囲気に合わないので、押入れの中に入れ見る時は戸扉を開けて見る工夫をしました。
囲炉裏

玄関 §玄関、ポーチ
玄関、ポーチのイメージは土のたたきです。しかし現在の土法では土が乾燥してなかなか馴染まない為、石灰とセメントを少し土に混ぜて固める工夫をしました。玄関戸は古い歳の戸を用い、軽く開け閉めができるハンガー式としました。土間にかなり余裕があった事と、台所・食堂と囲炉裏の間との動線上、土間の一部を板貼りとし「インテリアスペース」と「廊下」を作りました。

§和室
和室は基本的に、梁・柱は清掃ワックスがけをし建具を全て取替えました。また照明器具は蛍光光を取り止め白熱灯とし、当時に近い雰囲気にしました。
和室
梁 和室

§台所、食堂、洗面所、浴室、便所
以上のところは、当時の面影はなく新しい現代的な作りとしました。古民家の一番の欠点が水廻りです。使いにくい、寒い、じめじめしている等。古民家に住んでいる方は「他は好きなんだけれども…」と言う方がほとんどです。また台所はシステムキッチンを入れましたが、戸扉だけは古民家に合わない為古材で作りました。システムキッチン、洗面台、浴槽、便器等は最新のものを使い、生活にできるだけ支障のない様工夫しました。

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