§建具板の間、和室の再現の為ほとんどの建具を取り替えました。一番難しいのが、建具の使い方と茶色、黒色のコントラストの出し方です。今回の場合、あまり暗くしたくない為、中央のいろりの間に茶色の建具を中心に、光の入ってくる側には中央に障子・ガラスの入ったものを選び、吹き抜け側は両室の個を大切にする為に板戸を利用しました。また居間・食堂では観て美しい光を入れる為、昭和初期の型ガラスを利用し、建具を入れてみました。玄関正面には心和む縦のラインが美しい千本格子建具を、洗濯室・トイレのドアはモダンさを取り入れる為旧館で使われていた建具を利用しました。
§照明器具古民家を再現するのに、照明器具も大切な一つです。基本として蛍光灯は使用せず白熱灯を中心に、また器具も大正から昭和にかけて、かつて旧民家で使われてきた照明器具を使用しました。
§床 床下の柱束の下には、古い家は石の上に乗っている事がほとんどで、これも耐震的にはあまり良くありません。神戸地震の時も柱が石からはずれそのはずみで屋根荷重が加わり一気に倒壊したと思われます。その為新たに基礎を設けられる所には設け、束石の所はコンクリートで固めました。